今回の視察旅行は、新しく新幹線開通等々で今話題の石川県金沢市へ行き、参加者43名のメンバーで新しいモノと古いモノが共存する古都金沢を視察しました。

　視察最初は金沢入りする前に、腹が減っては軍が出来ぬという事で、越前そばの里にて昼食。郷土料理百選にも選ばれている越前そばは、大根おろしを乗せて出汁をかけたおろしそばが有名です。そばの里には、そば関連の歴史が展示されており食事の前に説明を受け知らなかったことが多いそばについて勉強させて頂きました。

　石川県に入り、次の視察場所は日本自動車博物館。ここには歴代の様々な車を始め、ブレーキなど機構に関する展示もありました。懐かしい車で昔を思い出し、初心に帰る思いでした。

　視察1日目の最後はやはり兼六園。日本三名園の一つとして名を馳せるこの庭園は六つのすぐれた景観、六勝を兼ねそなえている事から、その名がつけられてそうです。海外からの観光客も多く、これだけの人気がある場所を静岡からも発信していかなくてはいけないと感じました。

　夜の懇親会では、金沢法人会青年部会の方が場所等セッティングしてくださいました。なんと天皇皇后両陛下もご来店された兼見御亭。食事の前に、金沢法人会青年部会の方々から、金沢事情をいろいろお聞きし、参考になるお話が聞けて今後も協力して地域活性出来ればと思います。料理は絶品で、懇親会も盛り上がりとても充実した時間が過ごせたと思います。

　視察2日目、まずは前田利常が建立した妙立寺。別名忍者寺を見学させて頂きました。古都金沢の歴史を肌で感じる事ができ、驚き共に感動する場所でした。

　昔々の歴史を感じた後は、現代の様々な建造物がある金沢21世紀美術館。中でも目を引いた場所がレアンドロ・エルリッヒ。地上から見下ろすと水で満たされたプールのようでも下からは別の目線がある構造になっており、メンバー全員驚き且つ感性を刺激されました。

　最後は近江町市場へ行き様々な特産品に目を奪われ、金沢経済にたくさん協力できたのではないでしょうか。