平成27年度2月例会は「世界とつなぐ横浜横須賀」に行ってきました。
参加者40名で「海軍の街」横須賀と「貿易の街」横浜を視察してきました。

視察1日目は米海軍第７艦隊の基地がある横須賀本港と、海上自衛隊司令部のある長浦港を巡り、船から 米海軍や海上自衛隊の艦船を間近に見てきました。
通常よりも軍艦が多く入港しており、日常的に見られないイージス艦、潜水艦、空母など見る事が出来ました。
途中から天候が崩れてきましたが、十分に歴史ある港を感じ取ることが出来ました。

次に向かったのは、東京湾で自然林のある最大の無人島「猿島」です。
縄文・弥生時代の石器、土器も発見されている島は、幕末に江戸湾防備のため、台場としての役割をし、明治時代になると、洋式砲台も整備されました。要塞時代の建造物が今も残る場所です。
雨が強く降る中でしたが、ちょっとした探検気分と、ここでも歴史を堪能しました。

夜の懇親会ではホテルから少し離れた場所に移動して行われました。
感じの良い綺麗なところで、途中ゲームを挟んだり、視察交流委員会の気遣いで大いに盛り上がりました。

視察2日目は天気も良くなり、まずは横浜関税資料展示室に向かいました。
資料展示室「クイーンのひろば」では、開港からの横浜港・横浜税関の歴史をつづるスクロール年表や貿易の変遷、麻薬やけん銃などの密輸の手口、知的財産を侵害した偽ブランド商品やワシントン条約に該当するはく製や標本等を、映像や実物展示により紹介してありました。
館内の案内も解りやすく丁寧に説明して頂きとても勉強になりました。

お昼は中華街でとり、食べ終わった人から中華街の散策をし、おみやげなど買い物をしましたが、日曜日と言うこともありすごい人混みでした。

お腹を満たしたところで、すぐ近くの赤レンガ倉庫に移動して自由行動。
明治、大正時代に国の模範倉庫として創建された横浜赤レンガ倉庫。
関東大震災や空襲、連合国軍による接収など激動の時代をくぐり抜け、どんなに時代や街が変わっても横浜のシンボルとして港に佇み続け、 創建から100年を超えて今なお当時の面影を残すこの建物から「貿易の街」横浜の歴史を感じました。

近くには工作船資料館やカップヌードルミュージアムなど有り、思い思いに移動して楽しんできました。