令和４年度５月例会は、一般財団法人静岡経済研究所阪口瀬理奈特任研究員より、「県内経済の状況とこれからの中小企業に求められること」というテーマでご講演いただきました。
新型コロナウイルス流行以来の様々な状況や現在も続くロシアによるウクライナ侵攻の経済的な影響など、私たちを取り巻く世界の情勢を再確認し、アフターコロナへと続くデジタル化について県内企業の事例を交えて説明していただきました。
書類の電子化など従来の電子化から、AIなどを活用し、また営業や設計など部署ごとの電子化を総合的に管理する高度な電子化の必要性。
その取り組みのために必要なプランナー、ITエンジニアなど人材の育成や社外のエンジニア等との連携について。

また、ITサービスを提供する新しい時代の企業、スタートアップ企業は私たちが今まで取引をしてきた従来の企業とは様々な違った特徴があり、例えばFacebookメッセンジャーなどコンピュータでのチャットツールでのやり取りが中心で電話やFAXなど私たちが従来利用していた連絡手段をあまり使わないなど、新しいビジネスパートナーと付き合うために新しい付き合い方があることなど。
今後私たちが高度な電子化に取り組み、業務を改善して成長していくために気をつけるべきいくつかのポイントについてご説明いただき、大変有意義な講演となりました。