令和６年度７月例会は、AIGセミナーを開催しました。
AIG損害保険株式会社様、大同生命保険株式会社様は、全国法人会総連合(全法連)から、会員企業の福利厚生の委託を受けている、受託企業です。
今回は、AIG損保様の提供している公益共済セミナーのサービスを利用しました。
これは、静岡法人会青年部では、今までほとんど利用してこなかったサービスでした。

今回の例会ではAIG損保様、大同生命様による第１部で法人会の成り立ちと法人会と保険会社とのかかわりについての説明、およびサイバー攻撃に関する保険商品の紹介を実施しました。
法人会では健康経営、租税教育、会員拡大の３つを活動の柱に定めています。
特に現在の横山部会長は拡大に力を入れており、従来各委員会に割り振られてきた委員会活動費を減らし、減額分を新入会員勧誘の実績に応じて"拡大報奨金"として再分配する具体的な施策で、拡大に力を入れている委員会ほど活発に活動できるような体制を作りました。
そこで、新入会員が増える一方で、私達法人会と保険会社との関係を知らない人も増えていると考えられることから、AIGセミナーのサービスを利用しました。
法人会会員企業限定で提供されている保険商品ビジネスガード(BG)シリーズをはじめ、会員だから利用できるサービスを知り、リスクに備え、経営の安定に役立つことで、法人会の価値は向上します。
新入会員にも法人会の会員でいることをメリットと感じてもらい、法人会を活用し、また法人会を他の経営者にも勧めてもらえるように、会員拡大の支えとなる例会を目指しました。

第２部では、AIG認定協力講師で、元警察の公安捜査官である稲村悠先生をお招きして、ご講演いただきました。
相手の基礎調査をして接近し、自分を信用させてスパイのエージェントにしてしまうコミュニケーションとサイバー攻撃が非常によく似ていること、もしもサイバー攻撃を受けた場合、コンピュータやサーバーの鑑識に莫大なお金がかかることなどを、学ぶことができました。

近頃ではコンピュータを使って業務を効率化することが非常に多く、法人会青年部でも今年度から、例会の案内や出席・欠席の登録にLINE公式アカウントやGoogleフォームなどを利用するようになりました。
デジタル化の便利で優れた部分、魅力にばかり注目が集まりがちですが、会社のデジタル化をすすめるのに合わせて、どのような危険があるのか、どのように対策をして危険を回避できるのか、そして、もしもサイバー攻撃の被害に遭ってしまったときの備えはできているかということにも関心を向けたいと思いました。