静岡市は、政令指定都市でありながら、２０２０年には政令指定都市の中で唯一人口７０万人を割るという状況にあり、２０５０年には人口５０万人を割るとも言われています。人口が減少すれば、経済も衰退していくのは必然で、会員の皆様の社業に影響が及ぶ可能性も否定できません。
　講師を務めていただく石川氏は、広告・印刷を業とする会社の三代目社長です。
　紙媒体のデジタル化に伴い、印刷業界が縮小傾向にある中で代表者を承継し、会社名の変更と共に、静岡という地域の価値に着目し、地域をブランド化するという目的で様々なイベント、商品開発を行ってきました。
　そして、熱烈な地域愛と共に、社業発展の方法ではなく、『静岡人』という地域をブランド化させることによって、結果的に社業を大きく発展させてきた功績をお持ちです。今回は、昭和１００年に当たる本年に際し、清水がビー・バップ・ハイスクールのロケ地であったという点に着目し、石川氏が清水ビー・バップ・ハイスクール高校与太郎祭というイベントを実施されますので、イベントをすることになった経緯や目的、開催までの準備などについてもお話しいただきます。 　本例会では、会員の皆様にもブランディングについて、ワークショップも交えることで、社業をブランド化することの重要性、必要性について学び、明日からの社業に活かせるブランディング術を体得していただくことができる例会となっております。
　本例会で、会員の皆様に地域ブランディングを通じて、社業のブランド化について学んでいただき、社業の発展、ひいては地域活性化に繋げていただくきっかけになる例会となれば幸いです。